キッチン 吉本ばなな
これも、何度か読んだ本
最初はいつだろう、中学生だろうか
何回か読んだあの本を、あの人にあげた。
懐かしい
何回か読んだのに、手元を離れてさらにまた読みたくなる
でも、本当に久々に読んだ気がする
何年ぶりだろう
帚木さんの、閉鎖病棟が大好きだった
けど、今年久々に読んだら、違うかった
それは私が、私の何もかもが変わってしまったから
だけど、キッチンは何だろう、前より好きになってしまった
キッチン、満月ーキッチンー、ムーンライトシャドウ
全部、この三つがなんか揃って完璧。
主人公の女の子の可哀想な、しっかりしてそうなそれでいて全てが脆弱なところも
この本に出てくる男性が全てかっこよくて優しいところも
短い話なのに、色んなところが、というか私がほしい部分が
細かく書いてあって、読みやすいし、そういう表現なのかと感心
キッチンって、デビュー作なのね、知らなかった
すごいなー
吉本ばななさんって、全然、2〜3冊しか読んだことなくて、何にも知らないの
だけど
キッチンはもーねーいつ読んでもなんか、いい感じの気分にされる
安心する
きっとまた何年も読まずに久々に読むんだろうなあ
取っておかなきゃ